FACTFULNESS(YouTube大学)
ビルゲイツが絶賛した本
ファクトフルネス:事実に基づいて考えること
→ちゃんと進んでいるので安心して欲しい
世間のことをデータで見せてくれる
多くの人間が現在の世界の現状について誤った認識をしている
→経済・環境・医療のことについて書いてある
著者:ハンス・ロスリング(医者、教育者)
国境なき医師団立ち上げ
国内ですらディスコミュニケーションが起きている
同じ業界でも会社が違うと何もわからない
だからこそ、正しくしる必要がある
10個の大きな間違い
1 裕福な世界と貧しい世界に分断されている
この考え方は古い、今4段階になっている
高 レベル4:10億人
レベル3:20億人
レベル2:30億人
低 レベル1:10億人
ドルストリート:移動手段(4:車、3:バイク、2:自転車、1:素足)
国の裕福さは変わる
2 世界は悪くなっている
ネガティブ本能のせいで悪い意見は浸透している
「極度の貧困」は半減した
レベル1の国
1800年:80%
1900年:50%
2017年:9%
ほとんど極度の貧困国はない
死刑制度は減っている、奴隷制はほとんどない
現代社会は進化しているなので私たちの知識も更新するべき
3 世界人口は増え続ける
100億、120億で安定
出生率は経済的に安定すると下がる
こどもが多かった理由
・たくさん産むけど死んでいた、
・働き手がいない
・避妊具が不足していた
人にはグラフを直線にみる癖がある
グラフはいろいろな形がある
4 災害・戦争・テロの恐怖はすぐそこ
レベル4では減っている、一部だけが増えている
テロはある、犠牲者が減っているは両立する
現状だけをたたくのはいけない、変化を肯定するべき
5 女性は男性と比べて教育をほとんど受けてられない
世界の30歳女性は男性と1年しか変わらない
数字を見がち、全体との比較をしないといけない
例:赤ん坊420万人死んでます
1950年1440万人から減っている
6 生活レベルの違いは宗教や文化の違い
所得レベルの違い
例 避妊具はいけないとローマ法皇は言うけど、
裏では避妊具を配っている
貧困で銀行に口座が開けない、現金だと
盗まれるので物にすぐかえる
貧困性のせいで、国民性ではない
歴史を知らないだけ、かつての日本も酷かった
7 これからも経済の中心は欧米
アジアとアフリカが並んでいる
Googleのトップはインド人
人口変遷によってアジア、アフリカの比率が増える
アジア・アフリカをマーケットだと思っていない
文化は進化する
8 社会的進歩には民主主義が必要
非民主主義国が伸びた
成熟した国でしたか民主主義は流行らない
開発独裁で伸びる
デモが起こるのは民主主義の発展途上
データを個別に見るべき
9 二酸化炭素排出量は中国やインドのせい
二酸化炭素問題を起こしたのはどの国
インドは人口が多いから
冷静に分析するべき
10 社会問題には早急で大胆な対策が必要
ゆるやかにちゃんとリサーチするべき
あとがき
娘さん
「父が詰まっている、人生を楽しんでいた
みんなを心配していたけど悲観していない」
最後に著者が陰で一生懸命頑張っていた人たちに感謝している